アフリカのコンゴ民主共和国で感染が広がるエボラ出血熱の死者が2000人を超えました。史上最速のペースで死者数が増えています。

AP通信によりますと、コンゴ民主共和国政府は11日、エボラ出血熱の感染が確認された人は4381人にのぼり、このうち2011人が死亡したと発表しました。

死者数は、2014年から2016年にかけて1万1000人以上が死亡した過去最悪の流行時と比べ、およそ3倍の速さで増えているということです。

今回の流行で患者から検出された「ブンディブギョ株」には承認されたワクチンや治療法がありません。

また、コンゴ民主共和国では武装勢力による紛争や道路事情の悪さに加え、給与の未払いを訴える医療従事者のストライキが続いています。

こうしたことから感染者の追跡や隔離が十分に行われず、対策が感染拡大に追いついていないと指摘されています。