愛媛県歴史文化博物館では、昭和元年から今年で100年になるのに合わせ、昭和の風景やくらしを振り返る特別展が開かれています。

愛媛県西予市の県歴史文化博物館で開かれているテーマ展「昭和の風景を振り返る」。

今年で昭和元年から100年となるのに合わせ開かれたもので、会場には昭和時代に使われていた家電やおもちゃのほか、かつての街の風景を捉えた写真など、約200点が展示されています。

戦時中に使われていた日用品のコーナーでは、金属不足に伴い作られた陶器製のボタンやおろし金のほか、衣服を購入できる数を制限するために導入された「衣料切符」など、当時の物資不足の実態をうかがい知ることができます。

また、懐かしい街並みの写真などを集めたコーナーには、「道後動物園」や「梅津寺パーク」など、今は存在しない施設のパンフレットも展示されていて、会場はお盆休み中の家族連れらで賑わっていました。

(来場した男性)
「生まれた時に(街が)こんな感じだったんだというのが見られて良かった」

(来場した女性)
「電車のチケットが(昔は)70円というのを見て値段がどんどん高くなっているんだなと感じた」

(来場した女性)
「リカちゃん(人形)は懐かしい。私も使っていたし娘たちも使っていたものが昔からあるんだなと」

(来場した男性)
「当時遊んでいた友達や風景若かりし時の親など懐かしく感じた」

一方、隣の展示室で行われているのが、テーマ展「昭和の子育て」です。

昭和期の妊娠、出産、子育てに使われたグッズなど約150点が展示されています。

こちらは、粉ミルクが無い時代に使われていた哺乳瓶です。

当時は、牛乳をお湯で薄めて与えていたため、それぞれの配合量が乳児の月齢ごとに目盛りで示されています。

一方、こちらは戦時中の宮参り着。

子どもの晴れ着にもかかわらず、戦闘機や軍服などが描かれていて、当時の社会情勢が伝わってきます。

これらのテーマ展は、8月末まで西予市の県歴史文化博物館で開かれています。