きょう、広島は被爆から81年となる「原爆の日」です。平和式典では、アメリカやイランの代表者らも出席する中、広島の松井市長が世界の指導者に「いつまで失望させ続けるのか」と問いかけ、核兵器廃絶を訴えました。

広島市の平和公園では、夜明け前から多くの人が犠牲者を追悼しました。

家族4人が原爆で死亡 男性(89)
「おばあさんが供養塔に入っているかもしれない。どこで亡くなったかわからない。苦しかっただろうな」

両親が被爆 男性(55)
「年に一度の特別な日、平和を考え直せるかと思って来た」

男の子(10)
「戦争はこわい」

平和記念式典には、過去最も多い121の国と地域などから、およそ5万人が参列しました。

広島市 松井一実 市長
「世界の為政者の皆さん。市民社会は一日も早い核兵器廃絶を願っている。いったい、いつまで失望させ続けるのか」

広島市の松井一実市長は平和宣言で、「大国の横暴な振る舞いが世界平和を揺るがしている」として、世界の指導者に核兵器廃絶のための行動を求めました。

柿崎由宇さん
「目をそらさず、知ろうとすること。悲しい現実でも向き合うこと」

河野和希さん
「一人一人の小さな行動が、平和への後押しとなります」

被爆者の高齢化が進むなか、その体験をどう次の世代につなぐかが課題となっています。