被爆から81年、広島は「原爆の日」を迎えました。

広島市中区の平和公園では、夜明け前から多くの人が訪れ犠牲者を追悼しています。

家族4人が原爆で死亡した男性(89)
「おばあさんが原爆供養塔に入っているかもしれない。どこで亡くなったのか分からないので。苦しかっただろう。絶対戦争はだめだよ、核兵器はだめだよと言いたいです」

母親が被爆した女性(72)
「私の母も叔父もいとこも被爆者。どの人も、どんなところでも穏やかにその人らしく生きられる世界が出来れば良い」

祖父が被爆した男性(45)
「世界に発信する意味がある、ヒロシマの立場というのは大きくなるのではないかかと思う」

両親が被爆の父親と10歳の子
(父親)「年に一度の特別な日なので、平和についてもう一度考え直せるかなと思ってきました」
(子)戦争はこわい

厚生労働省によりますと、ことし3月末の時点で、被爆者健康手帳を持つ人の数は全国で9万1105人と、去年と比べて約8000人減り、被爆体験の継承などが課題となっています。

午前8時からは平和記念式典が執り行われます。広島市の松井一実市長は平和宣言で、「核抑止力に依存する大国の横暴な振る舞いが世界平和を揺るがしている」と指摘し、世界の指導者に核兵器廃絶のための行動を訴えます。