千葉県の成田山新勝寺などに油のような液体をまいた罪に問われている男について、千葉地裁は懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

ニューヨークの医師・金山昌秀被告(63)は2015年3月、千葉県の成田山新勝寺と香取神宮に油のような液体をまくなどしたとして建造物損壊の罪に問われ、初公判で起訴内容を認めていました。

千葉地裁はきょうの判決で被害に遭った成田山新勝寺と香取神宮について、「歴史的かつ文化的に価値が高い建造物で、未だに修繕に着手できていない結果は重い」と指摘。

そのうえで、金山被告がキリスト教系の宗教団体を設立し活動していたことを踏まえ、「“油注ぎ”と称して、自身の行為が財産権の侵害になり得ることを認識しながら、宗教的信条を優先させたことは厳しく非難されるべき」として、懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。