東京電力が、半数以上の家庭が契約している「規制料金」の値上げを、週明けにも国に申請する方向で調整に入ったことが分かりました。値上げ幅は3割前後になる見通しです。
電力の「規制料金」は国の規制で上限が決められていて、全国の大手10社すべてがその上限に達しています。
関係者によりますと、東京電力はこの「規制料金」について、週明けにも国に値上げを申請する方向で調整に入ったということです。値上げ幅は3割前後、実際に値上げをする時期は6月以降になる見通しで、審査で認められれば、規制料金は11年ぶりの値上げとなります。
火力発電などに使う燃料価格が高騰していることから電力各社の経営は悪化していて、東北や北陸、四国などの5社はすでに今年4月からの値上げを国に申請しています。
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