東京地検特捜部の検察官が、容疑者だった女性と不適切な交際をしていたとして、懲戒免職となりました。

記者(2023年12月)
「自民党最大派閥に今、捜査のメスが入ります」

政界を揺るがせた「自民党裏金事件」。当時、東京地検特捜部で現場の検察官を取りまとめる「キャップ」と呼ばれる立場で捜査を指揮していた西田将仁検察官(48)がきょう、懲戒免職となりました。

問題となったのが「不適切な交際」です。東京地検によりますと、西田検察官は指揮していた裏金事件とは別の事件で容疑者だった女性の取り調べを担当していましたが、女性の刑事処分が確定する前に肉体関係をもち、さらに、女性から3000円相当の電子マネーを受け取りました。

取り調べを行う「検察官」、それを受ける「容疑者」。利害関係であるはずの2人の交際。

さらに、西田検察官は都内のホテルで関係者への取り調べなどを行っていましたが、これが終わると、事件には関係のないこの女性を呼びつけました。この時の費用は公費だったということです。

東京地検 市川宏 次席
「利害関係者から物品の贈与を受けるとともに、検察官の職務に対する信用を失墜させた」

東京地検は西田検察官を懲戒免職処分としたうえで、「国民の皆様に深くお詫び申し上げます」と謝罪しました。西田検察官は調査に対し…

西田検察官
「女性から好意を感じていた。気が緩んでしまった」

最高検察庁は再発防止策として、きょう、全国の地検に対し「事件関係者に私的に接触する事を禁止する」とした通達を出したということです。