北海道大学は27日、会見を開き、アイヌ民族の遺骨収集など過去に医学部が行った研究について「民族の尊厳を深く傷つけた」として公式に謝罪しました。

北海道大学 寶金清博総長
「真摯に反省し、心を痛めてきたすべてのアイヌの人々に対し、心からおわび申し上げます」
北大の寶金総長は、1933年度から1937年度にかけて医学部が行ったアイヌ民族の調査・研究において、差別や偏見を前提とした仮説を基に結論づけていたと語りました。

北海道大学 寶金清博総長
「特定の民族を身体的・精神的に劣っていると決めつけようとする姿勢が当時の研究のなかに存在していたという事実。本調査研究の多くは当時の通説を十分に検証しないまま進められたものでありアイヌの人々に対する倫理的配慮や尊重の姿勢に欠けていた」
また、アイヌ民族の遺骨収集においても、保管や管理において尊厳に対する配慮に欠けており極めて遺憾だとコメントしています。

寶金総長は、謝罪まで6年かかったことについては、検証に時間がかかったと説明し今後も遺骨の返還に努力を続けるとしています。














