北海道の富良野市を舞台にした名作ドラマ「北の国から」。
ファンにとって聖地の場所が取り壊しの危機に陥ったのですが、それを救ったのもドラマのファンでした。
馬場佑里香 記者
「♪あ~あ~あああああのフレーズで知られる名作ドラマ『北の国から』。物語の始まりの場所で今、新しい取り組みが始まっています」
かつてのJR根室線、富良野駅の隣にあった布部駅。
ドラマ「北の国から」で主人公・黒板五郎と家族が初めて北海道に降り立った、その場所です。
駅舎の前には脚本の倉本 聰さん直筆の木製の記念碑が建てられるなど、ファンにとってはまさに聖地となっています。
ただ現実は厳しく、布部駅を含む根室線の富良野と新得の間は赤字路線となり2024年に廃線。布部駅も廃止されました。
取り壊される予定だった「聖地」。その運命を変えようと始まった新たな取り組みが。
布部駅再生プロジェクト 実行委員会 松原良成 代表
「いいね」
駅舎を残すプロジェクトです。
「北の国から」のファンで鉄道ファンでもある松原良成さんが立ち上げました。
布部駅再生プロジェクト 実行委員会 松原良成 代表
「やっぱり北の国からのファン。鉄道ファンも含めてファンの多い駅。僕もこの駅が大好きだったので、何とか残したい」
クラウドファンディングで約500万円の資金を集め、JRから駅舎と周辺の土地を取得。
「人が集まる場所にしたい」とも考え、施設をリニューアルすることにしました。作業の間もファンが訪れます。
『北の国から』ファン 「懐かしいな」
東京から 『北の国から』ファン「子どもと一緒に見ている。DVDだけど。学校で借りて」
函館から 『北の国から』ファン「ドラマで見た時の景色が思い出される。ここだったんだ、最初に降りたのみたいな」
リニューアル記念イベントを翌日に控え、7月24日は最後の追い込み、自然と地元の人たちも集まり、作業を手伝います。
地元の仲間 「駅を使ってました。高校生のときとか通学に。」
地元の仲間
「頼まれるからやっているだけで。楽しくみんなやっているので、なんとなく引きずりこまれちゃう」
布部駅再生プロジェクト 実行委員会 松原良成 代表
「うれしい、本当に。私一人では何もできない。皆さんの力があってだと思っている」
25日、再出発する布部駅。
地域の人たちに支えられ新たな物語を紡ぎ始めます。














