その一つに挙げられるのが“イヤホン”や“ヘッドホン”。

大きな音を長い時間聞き続けることによって耳の中の「有毛細胞」がダメージを受ける「イヤホン難聴」が特に、若い世代で見られていて、加齢による難聴の進行を早めてしまう可能性もあります。

WHO=世界保健機関は、1億人もの若者がそのリスクにさらされていると警鐘を鳴らしています。そして、難聴にはこんなリスクも潜んでいます。

※松原教授
「実は難聴は認知症のリスクのうちの1つ。リスクがすごく高い。だから耳が遠くなってだんだんお年寄りになって自分の世界に閉じこもってしまうと、どんどん認知症が進んでしまうリスクがあるので、なるべくちょっと耳が遠いかなと思ってお年寄りが閉じこもる前に周りで気を遣ってあげてちゃんと音が聞こえるように工夫してあげるのが大事。」


※河村キャスター
耳の中の細胞がダメージを受けることで年齢とともに高い音が聞こえなくなってくるんですね。


※小野寺キャスター
私も、試しに聞いてみたところ、この表の周波数よりも高い18000ヘルツという20代以下にしか聞こえない音も聞こえましたよ。