アメリカ軍はイランに対し、9日連続となる攻撃を行いました。トランプ政権は戦闘機などを中東に追加配備していると報じられていて、今後、攻撃が激化するとの見方が出ています。

アメリカ中央軍は、日本時間の午前8時から「9夜連続となるイランへの新たな攻撃を開始した」と発表しました。攻撃は完了したと先ほど明らかにしていて、イランメディアは北西部タブリーズに攻撃があったとしたほか、南西部や南東部などでも爆発音が聞こえたと報じています。

アメリカ トランプ大統領
「イランは甚大な被害を受けた。軍事的にはほとんどを失い、残っているものは少ない」

こうしたなか、イラン原子力庁は19日、南西部にある原子力発電所の建設現場がアメリカ軍の攻撃を受けたと発表しました。IAEA=国際原子力機関は、この施設は建設の初期段階にあることなどから「放射線による影響が生じる可能性は低い」としています。

一方、アメリカ中央軍はイラク北部でイランの無人機の不発弾の爆破処理をしていた兵士1人が死亡し、1人が軽傷を負ったと明らかにしました。イランへの攻撃開始後、アメリカ軍の兵士の死者は戦闘によるものと事故を合わせて17人となっています。

「ニューヨーク・タイムズ」はアメリカ政府当局者の話として、トランプ政権がF16戦闘機やF35ステルス戦闘機、空中給油機などを中東に追加配備していると報じました。アメリカ軍が近く、イランに対する攻撃を激化させる可能性があるとみられます。