日本銀行は、金融政策決定会合で現在の大規模な金融緩和策の修正を見送り、維持することを決めました。
日銀は、きょうまでの会合で短期金利をマイナス0.1%、長期金利をゼロ%程度に誘導することを柱とする現在の大規模な金融緩和策を維持することを全員一致で決めました。
前回、12月の会合では長期金利の変動幅をプラスマイナス0.25%程度からプラスマイナス0.5%程度に引き上げましたが、この変動幅も変更せずに維持しました。
日銀の金融緩和の維持を受けて、円相場では円を売ってドルを買う動きが広がり、一気に3円ほど円安が進みました。
また、債券市場では長期金利が急低下し、午前中に0.51%まで上昇した10年物国債の利回りは一時0.36%をつけました。
日銀の黒田総裁は午後3時半から記者会見し、今回の決定の背景について説明することにしています。
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