警察官をかたって現金をだまし取るいわゆる「偽警察官詐欺」を防ごうと、静岡県警と静岡ガスが協力する詐欺の対応訓練が7月6日、静岡市駿河区の静岡ガス本社で行われました。

訓練では、県警・生活安全企画課の担当者が「偽警察官」役を演じ、実際に起きた手口を静岡ガスグループの社員が体験しました。

偽警察官が特殊詐欺事件の“取り調べ”と称してビデオ通話に誘導し、不安をあおりながら言葉巧みにだまします。

<偽警察官役>
「これ裁判所から逮捕状が出ています。上に名前があるの見えますか?確認してくださいね。大事な書類ですので、見えましたか?」
「まず最初にあなたがやるべき作業ですけども、持っている口座のお金を、先ほど申し伝えた口座に振り込んでください」

<参加した社員>
「刑法第何条とかというのを長々と言われたときに、法律に関わっているんだなと聞いてかなりビクッとした」

県内の「偽警察官詐欺」による被害は、2026年に入り92件・約13億円で、2025年と同じ時期に比べ4億円増えていて、警察は今後も積極的に注意を呼び掛けていきたいとしています。