フランスの下院にあたる国民議会は、回復の見込みのない重篤な患者などが望んだ場合、医師が関与する形で自ら致死薬を投与できる法案を可決しました。
フランスの国民議会で15日、回復の見込みのない重篤な病気に加えて、耐えがたい苦痛のある患者などを対象に、医師が致死薬を用意する形で自ら投与することができる「死の援助」法案が賛成多数で可決しました。
自らが薬物を投与できない場合に医療従事者が投与する「積極的安楽死」も容認しています。
この法案は、マクロン大統領が22年の大統領選で公約に掲げていて、4年前から議論が続いていました。
可決を受け、マクロン大統領は「生命、苦しみ、尊厳に関わる深刻な問題であるだけに、可能な方法はただひとつ、耳を傾け、対話し、議論する時間をとることだ」とコメントしています。
フランスメディアなどによると、ヨーロッパではベルギー、オランダ、スペイン、ルクセンブルクの4か国が「積極的安楽死」を認めているということです。
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