連日の猛暑でリスクが高まるのが、急激な温度変化によって心臓や血液の疾患を引き起こす「ヒートショック」です。冬のイメージが強いですが、実は夏も要注意です。対策などを取材しました。
14日も厳しい暑さとなった県内。
西条や愛媛県鬼北町近永など6つの地点で35度以上の猛暑日となりました。
厳しい暑さで気を付けたいのが、猛暑の屋外と涼しい屋内の温度差によって心臓などにダメージをもたらす夏型ヒートショックです。
(街の人)
「夏型ヒートショックは聞いたことないです。(温度差で)体がずしんと重たくなりますよね」
「自分には起こっていないが聞いたらちょっとね…年も年だから(笑)」
冬のイメージが強い「ヒートショック」ですが、夏場にも注意が必要。
介護の専門家に聞いた命を守るための予防策をお伝えします。
ヒートショックは、急激な温度変化で血圧が大きく上下し体に負担がかかることで心臓や血管の疾患を引き起こします。
暑い日が続く中、冷房の効いた涼しい部屋と暑い屋外や自宅の廊下を行き来することで、夏場でも血圧が急激に変動するリスクが高まるといいます。
訪問入浴など介護サービスを提供する会社によりますと、特にお年寄りのリスクが高く日常生活に潜む危険な場面は大きく3つあるということです。
1つ目は「冷房の効いた部屋から暑いトイレへ行くとき」です。
対策としてはあらかじめトイレの窓を開けて熱気を逃がしておくことや、移動の前後に、水分を補給することが必要です。
2つ目は「庭仕事など暑い屋外から冷房の効いた部屋へ入るとき」です。
冷気で血管が急激に縮み、血圧が跳ね上がる危険があります。
部屋に入る前に汗をしっかりと拭き取り、水で絞ったタオルで顔を拭いて、少しずつ体温を下げることが大切です。
そして3つ目が「入浴するとき」です。
温度差による体への負担が大きくなりやすい場面です。
いきなり湯船に入るのではなく、心臓から遠い手や足からお湯をかけ、体を温度に慣らしてください。
日々のちょっとした工夫で、急な温度差や熱中症による体への負担を減らすことが期待できます。
ご自身の対策はもちろん、離れて暮らす高齢のご家族などにも、ぜひ声をかけてみてください。
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