スマートフォンの普及率100%を目指す高知県日高村で、オンライン会話の体験会が開かれ、参加した高齢者たちが、スマホのさらなる活用へ一歩を踏み出しました。
日高村ではデジタル技術で地域課題を解決しようと、「村まるごとデジタル化事業」を進めています。大手通信会社、KDDIなどと協定を結び、スマートフォン普及率100%などを目指していて、去年10月の時点で86%となっています。今月6日からは、インターネットでの会話コミュニティサービスを運営する企業が事業に参加。17日は遠くにいる人たちとインターネットでつながる体験会が開かれました。体験会ではアメリカ出身の担当者と、アメリカと日高村、お互いの有名スポットや特産品、食生活などについて会話しました。
スマホを持ち始めて数か月の人や数年経つ人など様々ですが、インターネットでの会話はほとんどの人が経験がなく、参加者は少し緊張しながら、スマホの「活用」にむけた第一歩を踏み出していました。
(参加者 70代)
「すごく身近に感じて、何でもできる、何でもありの世界と思ってびっくりした。孫が東京とか行ったら、きょうみたいにオンラインで話せるようになったらいいなと思う」
(参加者 80代)
「(スマホを持ったのは)7月くらいから・・・まだ半年にならないくらい。難しいけど、やってみるといろんなことができるので、便利だと感じる。なかなか追いつけないけど」
村では今後、健康アプリやAIコミュニケーションを導入する予定で、「普及に加え、活用にも力を入れていきたい」としています。
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