台風9号、沖縄に最接近へ 暴風・高波に厳重警戒

大型で非常に強い台風9号は、フィリピンの東を西北西に進んでいます。
今後、非常に強い勢力を保ったまま北上し、11日の午前中に沖縄県の先島諸島へ最も接近する見込みです。
沖縄地方では、台風の接近に伴い10日午後から暴風となり、11日にかけては猛烈な風が吹いて、海は猛烈なしけとなる見通しです。台風周辺の発達した雨雲がかかり、雷を伴った非常に激しい雨や猛烈な雨が降って大雨となる所がありそうです。

最大の山場は、台風が最接近する11日となる見込みです。11日にかけて暴風、うねりを伴う高波、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
11日は潮位が高くなる高潮にも厳重な警戒が必要です。また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が求められます。

台風の影響で、周辺の地域でも波が高くなる見込みです。
奄美地方では11日にかけて、九州南部では11日に、それぞれうねりを伴う高波に警戒が必要です。西日本と東日本の太平洋側でも、12日にかけて高波に注意してください。

北日本は12日にかけ大雨 土砂災害などに注意・警戒

北海道地方では、暖かく湿った空気が流れ込み続けている影響で、大気の状態が不安定になっています。
11日から12日にかけては、上空の気圧の谷が通過するのに伴い、東北地方を含めて暖かく湿った空気の流入がさらに強まる見込みです。
このため、北日本では12日にかけて大気の状態が不安定となり、北海道では長い期間、雷を伴って強い雨や激しい雨が降るでしょう。東北地方でも12日にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所がある見通しです。

低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害に注意・警戒が必要です。落雷や突風、ひょうにも注意してください。日中の気温上昇や上空の寒気の影響が加わる所では、竜巻などの激しい突風が発生する恐れもあります。

西・東日本は猛暑と局地の雷雨に注意

西日本から東北地方にかけては、12日にかけて高気圧に覆われて晴れる所が多く、真夏日や猛暑日となる見込みです。熱中症などの健康管理に注意してください。
一方で、太平洋側には暖かく湿った空気が流れ込み、日中の気温上昇などの影響も加わるため、大気の状態が不安定になります。
東日本と西日本では12日にかけて、落雷や突風、急な強い雨に注意が必要です。
気象庁は、今後の状況によって予報が変化する場合があるとして、最新の注意報・警報や気象情報などを確認するよう呼びかけています。