岡山県高梁市の職員の男が今月3日に受託収賄罪などで起訴されていたことがわかりました。これを受けて高梁市は、この職員をきのう(8日)付けで分限休職とする懲戒処分を発表しました。

高梁市によりますと、起訴されたのは総務部(前土木部)の課長補佐級の職員の男(52)です。

この職員は、市内に建物を所有する地権者から、市道からの雨水流入をめぐって建物に損害を受けたなどとして補償等を求める要望を繰り返し受けていました。そして2023年9月から2025年6月までの間に、地権者から現金約9万円を受け取るとともに、実際には補償金を支払う決定がされず、支払われる見込みがないにもかかわらず、地権者に対し1億200万円を支払う内容の補償契約書を偽造し、職務上不正な行為を行っていたとして、今月(7月)3日に受託収賄罪、加重収賄罪、及び有印公文書偽造、同行使罪で起訴されたということです。

起訴を受けて、高梁市はきのう(8日)付けで、この職員を職務から外す分限休職とする懲戒処分にしました。今後の裁判の動向を注視しながら、厳正に対処するとしています。

高梁市の石田芳生市長は、「本市職員が起訴されたことは誠に遺憾であり、市民の皆様の信頼を損なう事態となりましたことに対し、市政を預かる者として深くお詫び申し上げます」「今回の事態を一過性の問題とせず、なぜこれまでの取り組みで防ぐことができなかったのかを根本から見直し、職員の服務規律の徹底とコンプライアンス意識の一層の向上を図るとともに、再発防止に全力で取り組んでまいります」などとコメントしています。