「五感で楽しむ」まちづくりを進めている北海道オホーツクの滝上町で、「香り」を使ってマチの魅力に触れてもらう新たな取り組みが始まりました。

ガイド
「香りがいいですよね」

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滝上町の中心部で、ミントの葉を摘み取り、地元産の蜂蜜などを混ぜ、楽しそうにノンアルコールのモヒートを作る大人たち。「香りのまち」滝上町を楽しんでもらおうというこのツアーに、視覚障害がある研究者やバリアフリー観光の専門家らが参加しました。

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国立民族学博物館 広瀬浩二郎教授
「触覚・嗅覚・味覚、全部楽しめる。非常にテンションが上がった」

滝上町が実施した1泊2日のモニターツアーで、障害者も高齢者も誰もが楽しめる旅「ユニバーサルツーリズム」を実現するため、参加者からアドバイスを募り、環境整備や商品づくりに生かすのが狙いです。

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日本視覚障害者団体連合 三宅 隆常任理事
「さっぱりしてすっきり飲めて楽しく体験させてもらった」

初夏のマチの観光スポット・芝ざくら滝上公園では、2026年からイルミネーションが始まりました。

「ユニバーサルツーリズム」の一環として、急斜面の公園を誰もが快適に楽しめるよう、バリアフリー化も進められています。

国立民族学博物館 広瀬浩二郎教授「おーおー」

シバザクラと並んで、マチの誇る名物が「和ハッカ」です。

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滝上町 和ハッカ・ラボ 藤村利史さん
「日本一のハッカなのに全然知られていない、それがもったいないと思って…」

国内生産の95%が滝上町で作られています。たっぷりの爽快感が特徴で品種ごとに香りも違う「和ハッカ」。障害の有無や年齢、国籍に関係なく、みんなが一緒に楽しめます。

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日本視覚障害者団体連合 三宅 隆常任理事
「匂いも癒される。葉の柔らかさは触って癒される」

今回のツアーを支え、盛り上げたのは、マチをよく知るガイドや和ハッカをこよなく愛する生産者です。ここにしかない特有の「香り」で「おもてなし」。

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滝上町まちづくり推進課 伴 久課長
「まだまだ全然知られていない取り組みだと思いますので、ハッカの農産業と観光をかけ合わせて、多くのお客さんに来ていただければと思っています」

大勢の人が楽しめる新しい観光の形をつくっていく、そんな試みが滝上町で続いています。