山口県内でもクマの目撃情報が相次いでいます。7日、萩市の山間部の小中学校でクマが出没したときに備え、避難訓練が行われました。

訓練が行われたのは、萩市の山間部にある福栄小中学校です。児童・生徒、合わせて33人が参加しました。

学校の裏山にクマがいるのを教員が発見したという想定です。校庭で遊んでいた児童・生徒はクマを刺激しないようゆっくりと屋内に移動します。

校内放送
「クマの目撃情報がありました。一番近い入り口から校舎内に移動してください」

慌てることなく1階の教室に避難しました。教職員は警察や市の総合事務所に連絡します。クマの姿がまだ見えるため、児童・生徒はより安全な2階に移動し、到着した警察官や猟友会のメンバーが周辺をパトロールしました。

訓練のあと、市の有害鳥獣対策員からクマと遭遇したときの対処法などを学びました。

有害鳥獣対策員
「走って追っかけるのよ、クマって。だからゆっくりクマの目を見てゆっくり後ろに後ずさりする」

萩市によると、今年4月から7月6日までに、市内でのクマの目撃情報は29件となっています。実際にクマを目撃した児童もいるそうです。

小学5年生
「始めは走って逃げたらいいかなと思っていたけど、走ったら逆にクマを刺激してしまうことがあると聞いて、落ち着いて行動したいと思いました」

福栄小中学校 河野明弘 校長
「もしものときに子どもたちに適切な行動をとってもらおうと思えば、知識があるとないで命が守れる守れないということが変わってくるのであれば、学校としてこういうことはやっていく必要があるのかなと思っています」

学校では8月、児童生徒を保護者に引き渡す訓練も予定しています。