発泡酒と第3のビールを含めたビール類の市場が、18年ぶりにプラスになりました。

ビール大手が発表した去年の“ビール類”の販売数量や販売金額は、おととしと比べて▼サッポロが3%、▼サントリーが5%、▼アサヒは10%とそれぞれ増加しました。一方、家庭向けの販売割合が大きいキリンは2%のマイナスとなりましたが、市場全体では、2%程度の増加と推計されています。

ビール類の市場が拡大するのは、2004年以来、18年ぶりです。

おととしは、新型コロナの感染拡大で飲食店向けの販売が大きく落ち込みましたが、去年は外食需要が回復したことで、業務用の販売が伸びました。