地域の防災の担い手となる教育活動が行われています。
青森市の中学生が配慮が必要な人も安心して過ごせる避難所づくりを学びました。

訓練は、青森市の青森明の星中学校が「男女共同参画地域みらいねっと」の協力を得て行いました。

6日は、妊娠中の女性や足が不自由な人など配慮が必要な人との避難に加え、様々なニーズに合わせた避難所の開設を行いました。

市川麻耶 キャスター
「きょうの訓練では、配慮が必要な人も安心して過ごせるような避難所開設を目指しています。そこで今回は、乳幼児世帯に必要な授乳スペースなども設けられました」

このほか、車いすに乗ったまま使用できるトイレスペースや、おむつ交換室、ミルクルームなども設置して、災害が起きた際に求められる様々な配慮やニーズを学んでいました。

妊婦役を体験した生徒
「足元が見えなくて、階段で転びそうで怖かったです。いろいろな人のことを思いながら、工夫して自分ができることを率先してしたいと思いました」

生徒
「一人一人がいい生活をできるような、みんなが安心できるような環境を作れたらいいと思いました」

能登半島地震では729人が亡くなり、このうち7割近くが災害関連死となっています。

こうした教訓を踏まえ、地域みらいねっとでは避難所を開設する際、配慮を必要とする人も快適に過ごせる環境づくりが大切だとしています。

男女共同参画地域みらいねっと 小山内世喜子 代表理事
「青森県で災害があったとき、(災害関連死が)少しでも少なくなるようにという思いで、配慮がすごく大事かなと。配慮が必要だということに気づいてもらう、そういう訓練であったらいいなと思います」

これから地域防災の担い手となる中学生たちは、災害時に誰一人取り残さないよう、真剣に訓練に取り組んでいました。

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