北九州市小倉南区の寺に侵入し、寺の押印がある領収書1冊を盗んだとして、遺品整理先の住宅から銀の延べ棒2本を盗んだ疑いで逮捕されていた45歳の男が再逮捕されました。

遺品整理業だったとみられる男は「お客さんに交付して正式な領収書だと信じてもらうため」などと話し、容疑を認めているということです。

建造物侵入と窃盗の疑いで再逮捕されたのは、北九州市小倉北区熊谷に住む元遺品整理業(自称)・岩崎雅文容疑者(45)です。

岩崎容疑者は2022年4月から去年6月までの間に、北九州市小倉南区の寺に侵入し、寺の押印のある領収書1冊を盗んだ疑いが持たれています。

去年10月ごろ、岩崎容疑者と業務提携を結んでいた葬儀業者から「顧客からお焚き上げ代や家財処分代を受け取っておきながら、していなかった」との情報提供を受けた警察が捜査を開始。

寺が作成していない遺品整理代名目の30万円の領収書や、お焚き上げ代名目の4万5000円の領収書について調べたところ、岩崎容疑者が寺から領収書を盗んで客に交付していた疑いが強まったということです。

取り調べに対し、岩崎容疑者は「お客さんに交付して正式な領収書だと信じてもらうためだった」などと話し、容疑を認めているということです。

岩崎容疑者は2023年11月ごろから、2024年5月までの間に、遺品整理の打ち合わせで訪れた78歳の女性の家から、銀の延べ棒2本(時価:39万7765円)を盗んだとしてすでに逮捕されていて、自宅からは30本以上の鍵や、アクセサリー14点などが押収されています。

警察は、岩崎容疑者が遺品整理の依頼を受けた客から金品を盗んだり、寺が関与したと見せかけて遺品整理かかる代金を受け取ったりした疑いがあるとみて余罪を調べています。