滑走路の増設が進む成田空港について、国の検討会はきょう、都心と空港を結ぶ特急列車の輸送力をおよそ2倍に増やす計画を決めました。また、2030年代には、新たなターミナルの運用も始まる予定です。
成田空港では、現在進められている滑走路の増設にあわせて、年間の旅客利用者は5700万人から7500万人に増えると予想されていて、混雑などへの対応が求められています。
これについて国の検討会はきょう、新たなターミナルの運用を2030年代に始める計画を発表。検討会では、広い吹き抜け空間や自動運転の車両が描かれたイメージ図も示されました。
さらに、都心からの鉄道の運行可能な便数を大幅に増やす計画も決定。成田空港周辺にのこる「単線区間」を複線化し、特急列車の輸送力は現在のおよそ2倍になる想定です。
これにより、1時間あたりの片道の最大運行本数は、▼JR東日本の「成田エクスプレス」が2本から4本に、▼京成電鉄では現在の「スカイライナー」に加え、押上-成田間で2028年度から新たに運行する予定の特急で、あわせて3本から6本に増えると見込まれています。
押上-成田間の「新たな特急」は、2030年代には都営浅草線や京急線に乗り入れ、羽田-成田間での直通運転も目指すということです。
国や関連する企業は、今後さらなる具体化の検討にはいります。
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