アニメなどの配信サイト「バンダイチャンネル」にサイバー攻撃を仕掛けたとして逮捕されたのは、15歳の男子高校生でした。犯行のために使用したのは、生成AIの「ChatGPT」だったということです。
高校生
「ChatGPTを使います。文章を考えてもらったり」
「先生の言っていることが分からなかったら、ChatGPTに聞いて解説してもらいます」
今、若者の間で欠かせないものとなっている「生成AI」。去年11月、この「生成AI」を悪用した事件が起きました。
アニメや特撮などを配信する「バンダイチャンネル」がサイバー攻撃に遭い、一部の会員が意図せず退会処理されてしまうという不具合が発生したのです。
それからおよそ8か月がたち、偽計業務妨害の疑いで逮捕されたのは、高校1年の男子生徒(15)でした。
男子生徒(15)
「ChatGPTに聞いて完成させた」
男子生徒は他人の会員アカウントに不正アクセスし、自動的に退会処理をさせるプログラムを実行。会員4万6000人あまりの利用登録を勝手に解除したということですが、このプログラムを作成するために使用したのが生成AIでした。
男子生徒(15)
「被害企業に恨みはなかった」
男子生徒は小学4年の頃にパソコンを使い始め、独学で専門知識を身に付けていたとみられ、調べに対し、容疑を認めているということです。
サイバー犯罪に詳しい専門家は…。
神戸大学 森井昌克 名誉教授
「高度な生成AIは、簡単に命令するだけでプログラムを作ってくれますから。サイバー犯罪というものは、痕跡が必ず残りますので、誰が犯罪を犯しているのかというのも、すぐ分かるんですよね。実際に中高生が結構、摘発されたりしていますよね」
サイトの運営会社によりますと、「個人情報について、二次被害は現時点では確認されていない」ということです。
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