北海道旭川市の美瑛川で一時、少年3人が流される水難事故がありました。
水辺のレジャーが増える本格的な夏に向け、いま一度、備えを確認しましょう。

7月3日 旭川

7月3日、午後5時半ごろ。
旭川市の美瑛川の周りに警察と消防が集まり、一時緊張が走りました。

8人ほどで遊んでいた少年のうち、中学1年の男子生徒3人が川に流されたのです。

男子生徒3人が川に入ったのは、川沿いのテニスコートの近く。
2人は30メートルほど流された後、流木に捕まって消防に救助され、残る1人はさらに流されたものの自力で川から上がりました。

幸い、3人に大きなけがはなかったものの、1人は低体温症の疑いで病院に運ばれました。

この日、旭川の午後4時の気温は25.8度と真夏並みの暑さ。
警察によりますと、少年たちは「暑かったから水に入った」と話していて、ライフジャケットは身に着けていませんでした。

北海道では毎年、川や海での事故が後を絶ちません。
8年前には、札幌の豊平川で男子高校生が川に流されて命を落としています。

これは2020年以降に水難事故に遭った高校生以下の子どもの人数で、2025年は12人に上りました。

川での事故防止に詳しい専門家は。

河川財団 菅原一成 上席研究員
「ライフジャケットを着ていない状態だと人間は水中に十分浮かない。気づいたら姿が見えなくなって水中に沈んていたということがよくある」

河川財団 菅原一成上席研究員「そうしたことを防ぐためにライフジャケットが有効な手段」

気温が上がり、水辺で遊ぶ機会も増える夏。
安全に楽しむための準備が欠かせません。