宮城県白石市で100年前から運用が続けられている郵便貯金、貯金の目的や意義を伝える趣意書の一般公開が、4日から始まり、訪れた人が先人が思い描いた夢に思いをはせていました。

趣意書が展示されているのは、白石城歴史探訪ミュージアムです。

この貯金は、1926年=大正15年5月、白石市の前身にあたる白石町の菅野円蔵町長が、100円を町に寄付し、運用を始めたものです。

当時の利率で運用すると203年後には約212万円になるとそろばんをはじき、その利息で財政を賄おうと考えました。

趣意書には、貯金の目的などが書かれていて、歴代の市長らが署名しています。

栃木県から来た女性:
「時代がこんなに変わるとは想像しないで思いを込めたんだと思うが、代々、市長が署名して守ってきているということに素直に感激した」
東京都から来た男性:
「目の前が苦しいと、なかなか先まで考えられないことが多いと思うが、こういうことを考えながら動けるのは素晴らしいこと」

この趣意書は、8月30日まで白石城歴史探訪ミュージアムで一般公開されています。