高齢者になると やっぱり避難に時間がかかる
梅雨の時期などの記録的な大雨のような気象現象だけとは限りません。いつ襲ってくるか分からない地震や火事など、“いざという時”はたくさんあります。
消防庁のまとめによりますと、住宅火災による死者のうち65歳以上が7割を占めていて、その原因の約半数は『逃げ遅れ』です。

新潟県阿賀野市の高齢者施設で先日、消防と合同の防災訓練が行なわれました。

施設内で火事が発生した想定で施設の利用者約40人が屋外への避難を試みましたが、その様子を見てみると、車いすが必要だったり、階段で補助が必要だったりする場面が目立ちました。
【はあとふるあたご ショートステイ水原 市村清 センター長】
「高齢者になりますと、避難にやはりとても時間がかかるんですね」
「なのでそれも配慮しながら、焦らず避難することがやっぱり難しい」

避難時間を少しでも短くするため、こちらの施設では「不安にさせない丁寧な声かけ」や「廊下やドアの前に物を置かない安全な逃げ道の確保」を徹底しています。

【阿賀野市消防本部 廣川恒夫 署長】
「高齢者は自分一人で動くことが困難なことが多いので、『いかに周りがサポートするか』ということがよくわかった訓練だと思います」
「とても重い家具や冷蔵庫も倒れてしまう危険がありますので、そういったものを固定していただきたい」














