伝統芸能の継承に大学生が貢献しています。きょう、山形市の高瀬地区で保存会と学生によるシシ踊り、「鹿楽招旭踊(からおぎあさひおどり)」が披露されました。
「鹿楽招旭踊」は山形市の山寺にゆかりのあるシシ踊りで、1000年以上の歴史があるとされています。今も家内安全などを願い高瀬地区で奉納され、大切に受け継がれています。しかし、保存会のメンバーは十数人。後継者不足が問題となっています。

鹿楽招旭踊保存会・宇治川金雄会長「今の宿命ですねどこの民族芸能でも人がいるなんて事はないはず」

そこで東北芸術工科大学では後継者不足を解決するため、去年から有志の学生で継承活動を行ってきました。去年の秋から、週2、3回練習を重ねてきたそうです。
東北芸術工科大学4年多賀糸尊さん(秋田出身)「地域の芸能を継承していく事を実践を通して勉強できたら」

東北芸術工科大学2年奥田結千さん(愛知出身)「山形に根ざした地元のものに関わりたい」

きょうは地区の一大イベント、「やまがた紅花まつり」の会場で保存会のメンバーと学生7人が、踊りを披露しました。

3つの演目のうちの一つ、「長幕(ながまく)」が披露されると、訪れた人たちは、その勇壮な踊りに見入っていました。

訪れた人は「本当に歴史があるものなのでこれからも大切に続けていってほしい」
地元の人は「(学生が参加して)うれしい存続してほしいと改めて思う」

東北芸術工科大学2年・奥田結千さん(愛知出身)「とても幸せなことだと思うし山形をより身近な第二の故郷のように感じられて嬉しい」

「鹿楽招旭踊」は来月、山寺でも披露されます。














