「白亜紀後期の新種ゴキブリ」の化石

白亜紀後期(約8700万年前から8600万年前)の琥珀の中から発見された化石が、新種のゴキブリであることを、このほど福井県立大学恐竜学部などが突き止めました。

化石は福島県いわき市で鈴木千里さんが発見し、福島県立博物館に保管されていたものです。

琥珀中に化石が立体的保存

いわき琥珀中に保存された新属・新種Ovaliblatta iwakiensis 画像提供:教育実践学研究所/福井県立大学恐竜学部

ゴキブリの化石は体長およそ8.42ミリの若虫で、琥珀の中にほぼ全身が立体的に保存されています。

触角、脚、腹部、尾肢などの微細構造が観察でき、現在の夜行性ゴキブリ類に見られる特徴と共通しています。

これまで国内で発見されたゴキブリの化石は、主に岩石中に押しつぶされた印象化石でした。