2歳の娘に暴行をふるうなどし死亡させた罪に問われている両親。母親は長女について「一生忘れずに生きていきたい」などと話しました。

 起訴状によりますと、和歌山県紀の川市の建設業・平晴流被告(26)と妻の菜々美被告(26)は長女の流菜ちゃん(当時2)に暴力をふるうなどしたほか、極度に痩せた状態になっていたにもかかわらず、医師の治療を受けさせず死亡させた罪に問われています。

 7月2日行われた初公判で、2人はともに「間違いありません」と起訴内容を認めました。

 一方、検察側は「両被告とも流菜ちゃんをストレスのはけ口にしていた」などと指摘しました。

 3日の裁判では、2人に対する被告人質問が行われました。

 母親の菜々美被告は、弁護側から流菜ちゃんが死亡するまで虐待をした理由を問われると、過去の自分の経験を語り始めました。

 (平菜々美被告)「流菜の顔を見ていると昔、母に容姿のことを言われたことを思い出したり、親戚に流菜を可愛くないと言われたことを思い出し、怒りが込み上げてきた」

 検察側から今後、流菜ちゃんとどう向き合っていくのかを聞かれ「一生忘れずに生きていきたい」などと述べました。

 一方、父親の晴流被告は、流菜ちゃんに対し、しつけとして暴力をふるっていたとした上で「手加減はしていたし、蚊とか虫を殺すような勢い」「自分も暴力を受けて育った。これくらいなら大丈夫だろうという気持ちだった」などと話しました。

 判決は7月15日の予定です。