富山地方鉄道本線の西魚津駅。無人のこの駅をきれいにしているのは、地元のおばあちゃんです。利用者の減少が課題となる中、「地域の玄関口」として駅を支える思いを取材しました。

夕方の駅舎から聞こえるにぎやかな声。

「どこから来られた」
「広島から来ました」
「え!?」

旅人の女性は、観光で宇奈月温泉と立山黒部アルペンルートに訪れたといいます。

「(名前は)ゆいです」
「ゆいちゃん。うちの孫もゆいちゃん」

そして、その旅人に初対面ながら親しく話す女性。

「私の名前、飛世って、飛ぶっていう字に、世界の世って書くが」
「かっこよ!」
「かっこいいやろ?」

「駅の関係者とかですか?」
「なーん。ボランティアのばあちゃん」

「握手しよ。ようこそ遠いとこへ」