後継者不足から、一時は存亡の危機に立たされたこともある、伝統の早乙女踊りを受け継ぐ乙女たち。
―渡部さん
「会農の女子にしかできない、伝統的な踊りを踊れることが素晴らしいと思う」
会津農林高校は、生産から商品開発まで農林業を総合的に学べる高校です。

早乙女踊り保存クラブの、メンバーは全員女子生徒。
今年は27人が踊りの稽古を続けています。
早乙女踊りは、会津坂下町の御田植祭で毎年披露されてきました。
しかし少子化などの影響で、後継者が不足し奉納が休止されるなど、一時は存続が危ぶまれました。
そんな中、伝統をつなごうと会津農林高校が保存クラブを結成。
今では在校生と卒業生が合同で、踊りを継承しています。

地域の伝統を継承する生徒たちの活動は、これまで数々の大会で高い評価を受けました。
高校の教科書で、早乙女踊り保存クラブが紹介されたほどです。

早乙女踊りには、舞い方、唄い、笛、太鼓と4つの役割があります。

伝統は、上級生から下級生へと受け継がれます。
―渡邉さん
「(下級生は)みんなめちゃめちゃ上手で、飲み込みも早いし、言うことちゃんと聞いてくれるし、すごいかわいい子たちです」
―川井さん
「お客様が感動するように、伝統を引き継ぐことに感動してもらえるような踊りを見せたいと思っています」
祭りで踊りを奉納するのは、毎年7月7日と決まっていることから、この春入学した1年生はわずかな期間で踊りを覚えなければなりません。
こちらは囃子方の練習です。
太鼓に笛、そして唄い。

―小野さん
「踊りを目立たせるような、引き立てるような演奏をしたい」
―鈴木さん
「家でも自主練して、努力して、だんだんと声が出せるようになりました」
3年生が1年生に太鼓のたたき方を手ほどきします。
全体練習が始まりました。
早乙女踊りは五穀豊穣を祈願する踊りで、舞い方が持つ道具には意味があります。
羽子板は、田を耕す鍬を表しています。
棒は田をならす動作です。

『百姓方となされた ソーコヨ お座敷 遙かに眺むれば これが坂下の御さなぶり』
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『ステップ』
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(2026年7月1日放送回より)














