上半身裸の男たちがワラをこすり合いながら無病息災などを祈願する『畳破り』が長崎諫早市の神社で3年ぶりに行われました。

地域の男たちが熱く燃える一日が3年ぶりにやってきました!

諫早市白浜町の楠公神社に伝わる奇祭『畳破り』


南北朝時代の武将・楠木正成の軍勢と鎌倉幕府軍との戦いが由来とされ、250年以上の歴史があると言われています。

引きちぎったワラを互いにこすりつけて“無病息災”や“豊作”を願うのが習わしです。

祭りの終盤に宮司らが放つ矢を手にすると、一年間病気をせずに過ごせるご利益があるとされています。

新型コロナウイルスの影響でおととしと去年は開催が見送られ、今年は3年ぶりの開催となりました。

白浜町自治会 酉越 和則 会長:
「もう一大イベントですから…白浜の。これが始まらないと正月が来ないという感じ。3年ぶりに開催できて、ものすごく嬉しいです」

参加者:
「久々です、痛いです」
「おつかれでした」

普段はもの静かな神社が、この日ばかりは男たちの雄叫びと熱気に包まれました。














