1957年の上場以来、初めて最終赤字となったホンダ。株主総会で、三部社長が株主に直接謝罪しました。
神妙な面持ちで会場に入ったのは、ホンダの三部社長です。午前10時から始まったホンダの株主総会。
ホンダの株主
「大赤字を出した今後の対応について、どういう説明があるのか聞きたい」
ホンダ 三部敏宏 社長(先月)
「2025年の大きな変化に対して柔軟に対応できなかった」
社運をかけて進めていた“脱エンジン”戦略を見誤ったホンダ。昨年度、トランプ政権がEV補助金打ち切りを表明し、アメリカで計画していたEV3車種の開発・発売の中止に追い込まれました。結果、1957年の上場以来、初の最終赤字に。その額は4000億円を超えました。
株主総会の参加者によりますと、三部社長は冒頭で「心配とご迷惑をかけ、深くおわび申し上げます」と謝罪しました。その上で、ハイブリッド車の投入やインド市場の強化など、経営立て直し策をアピール。ただ、一部の株主から「社長解任」の意見が出るなど、厳しい声も上がりました。
それでも、およそ2時間にわたる総会では、会社提案の11人の取締役案の議案が可決されました。
ホンダの株主
「EVの環境の激変でどうのこうのと、言い訳みたいにしか聞こえなかった。トヨタの総額もキオクシアに抜かれたり」
AI・半導体株を保有する他の株主からは、「自動車が日本を代表する成長産業という印象は薄れてきた」との声も聞かれました。
自動車株が伸び悩むなか、日本経済をけん引してきた自動車産業は新たな成長戦略を示せるかが問われています。
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