電動キックボードは“はんなり”停止。京都の鴨川沿いで全国初の取り組み開始です。

京都市内を南北に流れる鴨川。河川敷は地元の人や観光客が訪れる憩いの場です。

そのため府の条例では一部エリアで車両の乗り入れが禁止されていて、「特定小型原付」にあたる電動キックボードも走行禁止ですが、河川敷でくつろぐ人に話を聞いてみると…

「知らなかったです」
「自転車とおなじ感じで走っていたりするから通れるものだと思っていた」

電動キックボードは2023年から公道で走れるようになりました。一方、警視庁によりますと去年の事故件数は400件近くにのぼり、交通違反の摘発件数も3万件を超えていて、安全性の担保が課題となっています。

そこで、電動キックボードなどのシェアサービスを提供する「Luup(ループ)」は、GPSの位置情報から、走行禁止エリアである鴨川の河川敷に侵入すると自動的にアクセルが利かなくなり、ゆっくりと停止する新機能を導入しました。

(報告・MBS河本光正アナウンサー)
「いま『走行禁止エリアです。車両を停止します』というアナウンスが流れました。どれだけ操作しても加速しなくなり、完全に止まってしまいました。改めて動かすとなったら手押しゾーンから出なければならないので、戻りましょう」

この自動制御機能の導入は京都が全国で初めてとなります。当初は啓発の看板を設置することも検討されましたが―。

(Luup・交通安全統括室 高木僚平室長)「看板をむやみやたらに立てて、景観や町並みを崩してしまう可能性もある。見えないバリアを張ることで、街の安心を守る」

すでに京都市内の一部車両で導入が始まっていて、今後はすべての車両に搭載されるということです。