原爆で1300人の児童が犠牲となった長崎市の山里小学校で、戦時中の人々の暮らしなどを漫才で伝える「原爆体験伝承漫才」が披露されました。
「うわ~すごいですね。(資料館が)学校にあるんですね。」
長崎市の山里小学校にやってきたのはお笑いコンビの”アップダウン”です。2人は被爆二世の会から依頼を受け、5年前から被爆の実相を「笑い」を通じて継承しようと、原爆をテーマにした漫才を制作しています。
「伝え続けることは大事ですよね」「子どもたちはそれが残るんですね」
「どうも~アップダウンです」
6月22日、児童や近隣の住民など約350人に披露したのは、「原爆体験伝承漫才」です。
「ドッカーン。大爆笑。違うよ。大爆笑のドッカーンで笑える状況じゃないでしょ。何のドッカーンですか。爆弾の音です。爆弾が落ちた。なんと、さっきまでその家族がいた家に爆弾が直撃したんです。危ないですよ。防空壕に逃げられたから助かったよ。」
2人は、戦時中の人々の暮らしを漫才や歌などで表現ー。平和を訴え続けた永井博士の書籍「私たちは長崎にいた」の一部分を再現した芝居なども、披露しました。
山里小学校6年 木村雪乃さん:
「原爆が落ちた後の光景が、今までよりももっとよく想像ができた」
山里小学校5年 松屋航希さん:
「ユーモアを交えて、こんな学習したことなかったので新鮮でした。」
アップダウン 竹森巧さん:
「すごくその原爆に対する想像力というものが、もうすでに育まれてるなっていうのをこう、感じた瞬間が結構あった」
アップダウン 阿部浩貴さん:
「我々も実際に被爆者の方とお話しする機会もあって、そういった話を聞ける機会っていうのはなかなか少なくなってくるので、そういった貴重な機会をしっかり、あの、今のこういう若い世代に伝えられるように、想像させられるように、頑張っていきたい」
アップダウンの2人は、原爆で亡くなった児童らを悼み山里小で歌い継がれている「あの子」を児童とともに合唱し、平和の尊さを共有していました。














