6月21日夜、静岡県下田市の山間部で倒木が市道をふさぎ、9世帯12人が孤立状態となりました。倒木の撤去や電線などの復旧作業を経て約18時間後に孤立状態は解消されました。

<柴田寛人記者>
「下田市北湯ケ野(きたゆがの)地区です。倒木により破損した電話線の修復作業が行われています」

倒木が発生したのは、下田市北湯ケ野の山間部にある市道です。

21日午後11時頃、停電の状況を調査していた東京電力の社員から「土砂が崩れているようだ」と警察に通報がありました。

警察や下田市によりますと、現場を調査した結果、土砂の流出はほぼなく、直径40センチから50センチの巨木2本を含む計10本が倒れ市道をふさいだということです。

現場の先で確認された孤立世帯は9世帯12人と当初より3世帯5人増えましたが、いずれもけが人や体調不良の人はいないもようです。

また、東京電力パワーグリッドとNTT西日本によりますと、倒木により電柱が折れて最大100戸が停電したほか、電話線も損傷して周辺の固定電話が一時使えなくなりました。

<地元住民>
「この辺はみんな、水道はポンプで持ち上げる家が多いから、電気が止まっちゃうと、水が出なくなっちゃうんですよね。それが一番困りますね」

静岡県下田市は21日までの雨と風で地盤が緩んでいたとみて倒木の原因を調べるとともに、ほかに倒木の危険個所がないかパトロールを実施する方針です。