北海道旭川市で女子高校生がつり橋から転落させられ殺害されたとされる事件の裁判員裁判で旭川地裁は内田梨瑚被告に判決を言い渡しました。
旭川地裁の前から最新情報《中継リポート》
井元小雪記者
「先ほど懲役27年の判決が言い渡された瞬間、表情は傍聴席からは確認できませんでしたが、内田被告は軽くうなずくような様子で判決内容を聞いていました」
旭川市の無職、内田梨瑚被告(23)は、懲役23年の実刑判決を受けて服役中の受刑者の女(当時19)と共謀して女子高校生を車で監禁した上、服を脱がせて撮影。さらに橋の欄干に座らせ「死ねや」「落ちろ」などと言って川に転落させ、殺害した罪などに問われています。
これまでの公判で検察側は、暴行や脅迫を繰り返し、転落まで追い詰めた一連の行為そのものが殺人の実行行為にあたるとして懲役27年を求刑。
内田被告は「殺意は全くありません。橋から落下させてもいません」などと証言し、「殺人罪は成立しない」と主張していました。
22日の判決で、旭川地裁は犯行は短絡的で自己中心的。酌量の余地はまったくないなどと指摘し、求刑どおり懲役27年の判決を言い渡しました。
また、判決理由の読み上げ途中で法廷内に男が侵入し、「この判決じゃ報われねえぞ。死刑だろ」と叫ぶなどしたため、裁判所に警察官が臨場し、裁判が45分ほど休廷する騒ぎもありました。
裁判所の中は騒然とし、傍聴人や記者らが法廷の外に出され、男は警察に連行されるときも終始そのようなことを大声で叫んでいました。
男が何者かまだ分かっていませんが、それだけ注目の裁判であることがうかがえます。














