政府は19日、AI(=人工知能)政策の今後の方向性を示す「AI基本計画」の改定案を公表しました。新型AI「クロード・ミュトス」を念頭に、「AIを悪用したサイバー攻撃の危険性が高まる」と指摘しています。
政府は去年12月に基本計画を初めて策定しましたが、AIの急速な性能向上を受けておよそ半年での見直しとなります。
今回の改定案では、アメリカのアンソロピック社が開発した新型AI「クロード・ミュトス」を念頭に、「AI性能が高度化することで、AIを悪用したサイバー攻撃の危険性が高まる」と指摘しています。
その対応策として、▼高性能AIを活用した政府全体の重要システムの脆弱性点検を進めることや、▼外国政府機関やAI開発事業者とのさらなる連携などを挙げています。
また、人間の指示を必要としない「自律行動型AI」が世界各国で急速に普及し、様々な分野で業務を回す基盤になり始めているとして、「自律行動型AI」の活用が「国力に直結するものとなっている」と強調しています。
政府はパブリックコメントで改定案に対する意見を募集し、閣議決定をしたい考えです。
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