2025年、三重県の地下駐車場が大雨で浸水したことを受けて、高知市の地下駐車場で浸水対策訓練が行われ、職員が車の避難誘導や止水板の設置方法などを確認しました。

2025年9月、三重県四日市市で、大雨によって市街地の地下駐車場に大量の水が流れ込み、274台の車が水没しました。浸水は、駐車場の入口に設置されていた「止水板」が故障し、作動しなかったことが原因とみられています。これを受け、国土交通省のガイドラインで国が管理する全国の地下駐車場で浸水対策訓練を行うことなどが定められていて、高知市の「はりまや地下駐車場」でも、19日、土佐国道事務所や自治体の職員らが訓練を行いました。

「浸水のおそれがあるため本駐車場は閉鎖をいたします」

訓練は、「県中部に線状降水帯の直前予測が発表された」ことを想定して行われ、「迅速に駐車場を閉鎖すること」が、運営会社など関係機関に共有されました。そして職員が駐車場内に停めてあった車を地上に避難させるため、避難誘導を行いました。また、地上の車の入口に高さ1メートルの止水板を設置したほか、歩行者用の入口にある電動の止水板が故障したことを想定し手動で稼働させる訓練も行われました。

(国土交通省四国地方整備局土佐国道事務所管理第二課 門田健一 課長)
「利用者の生命と財産を守るため、急遽、駐車場を閉じないといけない場合がある。気象情報や閉鎖についても、できるだけ発信していくようにする。災害が予想される場合は駐車場を閉めるので、ご利用の際はご注意ください」

「はりまや地下駐車場」では、高知市に「レベル4」の「大雨危険警報」や国分川・鏡川の「氾濫危険情報」、「高潮危険警報」が発表された場合などに閉鎖されるということです。