中東情勢の影響は落ち着くのでしょうか。アメリカとイランが戦闘終結に向けた覚書に署名したことを受け、イランからペルシャじゅうたんを輸入する富山市の店からは、安堵の声が聞かれました。
富山市西町にあるこちらのお店。
店主を務めているのは、インド出身のカン・ユソフさんです。

MARC カン・ユソフさん
「こちらは100%シルクのじゅうたんですね」


色鮮やかなペルシャじゅうたん。
MARCカン・ユソフさん
「こちらのじゅうたんもすごいお気に入りの1枚。世界のいちばん古いじゅうたんのデザイン。ペルシャじゅうたん世界ですごい貴重性の高いデザインになります」

お店の中央に置かれた60枚のじゅうたん。
MARC カン・ユソフさん
「全部イランです。前から止まっていたものを仕入れました」

じゅうたんはイランから空輸で仕入れていますが、アメリカとイランの戦闘が始まり、流通が停滞。
現地の仕入れ元と調整し、別のルートを使っておよそ3カ月遅れで17日、ようやく到着しました。
MARC カン・ユソフさん
「幸せです。結構長い時間の後に。本当は3月の頭ごろの予定でしたが、届いたことですごい安心しています」

中東情勢をめぐっては、アメリカとイランが戦闘終結に向けた覚書に署名。最大60日以内の合意を目指すとしています。
ホルムズ海峡周辺の緊張緩和で経済の正常化も期待されますが、専門家は物価などが落ち着くにはまだ時間がかかると指摘します。
北陸経済研究所 奥田喜治統括研究員
「そもそもいまの物価が、これが原油価格のこれまでの高騰を十分に反映しているかっていうと実はこれから。下がるというよりも、むしろこれまでの分、上がってくるという可能性が高い。結構、下がってきたよねって実感が得られるのは、やはり冬以降になるのではないか」

まだ予断を許さない中東情勢。カンさんが仕入れる予定のじゅうたんもまだ200枚ほどが届いていないということです。
MARC カン・ユソフさん
「この停戦は、2カ月の話らしいので、この間にまた何かどこまでスムーズにいけるか、それもまだもちろん不安なところはいっぱいありますね」「話がうまくいって、問題が一日でも早く解決になってほしい」















