13日、福島市出身の作曲家、古関裕而氏の野球殿堂入り(特別表彰)が決定した。

古関氏は「栄冠は君に輝く」や「オリンピック・マーチ」「六甲おろし」「高原列車は行く」などおよそ5000曲を作曲した。

2020年には、古関氏が主人公のモデルとなった、NHKの連続テレビ小説「エール」が放送された。

福島市の木幡市長を会長とする「古関裕而氏の野球殿堂入りを実現する会」は、殿堂入りを目指して様々な活動を展開し、今回、5度目の挑戦での殿堂入りとなった。

JR福島駅東口の駅前広場にある「古関裕而モニュメント」の前では、市長ら関係者が吉報を待ち、発表の瞬間は歓声に沸いた。

木幡市長コメント
「ついに古関さんに殿堂入りの栄冠が輝きました。5度目の挑戦。昨年は1票足らずで逃していただけに、この上ない嬉しさ。関係者や市民の皆さんとともに喜びたい。」