いったいなぜなのか?おととし、全国最年少候補として岐阜5区から出馬した今井瑠々(いまい るる)さん(26)。
立憲民主党から、ライバル自民党への電撃移籍について、13日会見を開き、決断の裏側にあった思いを語りました。
(岐阜・多治見市民)
「ちょっとムカッとしていた。私は個人的にね」
「“長いものにまかれる”じゃないけど…」
「だまされた」、「寝返った」、「仕方なし」などあちこちから驚きの声が飛び交うこの一件。
自民党岐阜県連で13日午後3時過ぎ。
(前衆議院選挙で立憲から出馬した 今井瑠々氏)
「私 今井瑠々は、1月7日に立憲民主党に離党届を提出し、この春行われる県議会議員選挙に、無所属・自民党推薦で立候補することを、ここに報告します」

おととしの衆院選で、全国最年少の候補者として立憲民主党から出馬した今井瑠々さん26歳。
(自民 野田聖子議員)
「今井さんと出会い、彼女の人となりを知り、ぜひとも私たちと一緒に郷土岐阜のために力を尽くしてほしいと思い、本日その一歩を踏み出せたことを心から嬉しく思います」

13日午後、野田聖子議員と並び会見に臨みました。
きのうの敵はきょうの友
おととし10月…
(今井瑠々氏)
「25歳の国会議員、この地域から送り出していただきたい!」
おととし、岐阜5区で自民党の重鎮、古屋圭司(ふるや・けいじ)議員と争い、およそ1万3000票差で敗れた今井さん。次の衆院選に向けて活動を続けていましたが、1月7日に自民党多治見支部で開かれた緊急会合で。
(自民党 古屋圭司議員)
「大きな記念すべき一日になる。候補者は今井瑠々さん」

きのうの敵がきょうの友に…
今井さんは、1月に入り立憲民主党から、自民党に”電撃移籍”。春の岐阜県議選に出馬する決意を固めたのです。立憲のホープがなぜライバル自民党へ?13日、その決断のワケを初めて語りました。