旧暦5月4日は子どもの健やかな成長を願い、海の恵みに感謝する「ユッカヌヒー」です。県内各地ではハーリーなど海にまつわる行事が盛大に行われました。
宮古島の久松漁港では午前8時半から、地元の青年らによる御願バーリーで海神祭が幕を開けました。職域対抗や中学生の学級対抗レースが行われ、力強い掛け声を響かせながら豪快な櫂さばきで会場を沸かせていました。
参加者:
「宮古の海がずっと豊かでいられるようにいれたら嬉しい」
「久松という地域の文化と一体になれるということが本当に嬉しかった」
糸満市では伝統行事、糸満ハーレーが開催され、地元の中学生や青年団らがサバニに乗って速さを競い合い会場を沸かせました。
旧地名の「西村」「中村」「新島」の3つの地域の中学生が競い合った中学生ハーレーでは「中村」が粘り強さを見せ優勝しました。
――優勝旗をもらってどう?
「最高です!」
参加した中学3年生:
「一日3、4時間くらい練習してきつかったけど、勝ちたい気持ちが勝ったので楽しかった」
午後には伝統のアヒル取りとスイカ取り競争が行われ、子どもから大人まで盛り上がりを見せました。
国頭村では、子どもたちが地元の漁師から、魚のさばき方を学ぶ体験学習が行われました。海の恵みに感謝し、命の大切さについて理解を深めてもらおうと、ユッカヌヒーの日に合わせて毎年開かれているもので、村内の児童13人が参加しました。
子どもたちは水揚げされた魚を手に取り、うろこを取ったり内臓を取り除くなど、慣れないながらも懸命に魚をさばいていました。
子どもたち:
「うろこを取るのが難しかった」
「これからも、命だから大切に残さず給食やご飯を食べるようにします」
梅雨明けまであと少し。県内各地では、子どもたちの成長を願う旧暦行事を大事にする人々の姿が見られました。
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