絶滅が危惧されるイヌワシの野生復帰を目指し、動物園で生まれた1羽が18日に南三陸町で放鳥されました。動物園生まれの個体を野生に戻す取り組みは、日本で初めてとなります。

18日午前9時15分ごろ、南三陸地域の山中に設置された小屋の扉が開けられると、イヌワシの幼鳥は力強く飛び立ちました。
このイヌワシは、2026年3月、東京の多摩動物公園で生まれたメスで、5月から放鳥用の飼育小屋で野生に慣らす訓練を受けていました。南三陸町などでは、10年に渡りイヌワシの生息環境を整えてきました。

しかし、全国的な個体数の減少もあり、イヌワシが戻ることはありませんでした。このため、動物園からの野生復帰という、日本で初めての挑戦に取り組んだものです。18日は約120メートル飛行。枝に止まるのに苦戦する一幕もありましたが、初めての外の世界に興味津々の様子でした。イヌワシには小型発信器が装着されていて、プロジェクトでは今後も位置情報を確認するなどし、サポートを続けるということです。















