愛媛県松山市にある聖カタリナ大学の短期大学部保育学科が、来年度の募集を最後に、学生の受け入れを停止すると発表しました。
聖カタリナ大学によりますと、短期大学部は今から60年前の1966年に開設されました。多い時には、幼児教育学科や音楽科など3つの学科がありました。しかし、2010年度以降は保育学科のみとなっていました。
その保育学科も2018年度以降、9年連続で定員を下回り、来年度を最後に学生の募集を停止することになりました。
(新名敏弘 事務局長)
「だんだんと短期大学を志向する生徒が全国的に減ってきた。私立大学なので経営的な面が大きい。学生に来てもらわないと経営していけない」
背景には少子化に加え、短大のニーズ低下もあるといいます。県によりますと、こちらの保育学科がなくなれば、保育士を養成する県内の教育機関は、5か所になるということです。保育の現場で人手不足が続く中、将来の担い手確保に不安が高まりそうです。
(おひさま保育園 山内はづき園長)
「実習生自体が少なくなって、実習に来た人がそのまま就職という形が多かったが、今は実習生自体が少ないので、色々と養成校に求人をだすが中々集まらない。さらに厳しくなるのかな」
県内の保育士の数は今年4月現在6054人と、5年前と比べて340人ほど増えていますが、十分ではないといいます。
(おひさま保育園 山内はづき園長)
「今年は足りているが、去年は厳しかったということもあって、年によって全然変わってくる。子どもは減っているが、働くお母さんは増えているから、保育園自体が必要な
場所だが、子どもの人数に対しての保育士の数というところが5年先、10年先はまた変わってくるというところもあるので難しい」
松山市では今年4月、保育士の確保が進むなどして、待機児童が2年ぶりにゼロとなりましたが、先行きは不透明なままです。
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