札幌管区気象台によりますと、十勝岳では今年3月以降、火山活動が活発になっています。

今月10日に放出された火山ガスの量は1日で1400トンと、観測を始めた2006年から最も多くなりました。

こうしたことから、気象台は18日午前11時、十勝岳の噴火警戒レベルをレベル「2」の「火口周辺規制」に引き上げました。

札幌管区気象台 髙橋裕二火山対策調整官
「現状、突発的な噴火はあり得ると考えている、規制範囲には入らないでいただきたい」

対象の市町村は上富良野町と美瑛町、新得町です。

上富良野町では、職員が十勝岳のふもとに注意を促す看板を設置しました。

観光客
「風呂(温泉)に来たが、入っている間に『帰れ』と言われるかと‥遅くなる前に帰る」

また、地元の観光協会は、21日に予定していた「山開き」の登山イベントを中止すると発表しました。

気象台は、火山活動がさらに活発になれば、警戒レベルを引き上げる可能性もあるとして注意を呼びかけています。