夏の訪れを感じさせる果物といえばスイカです。
長崎市琴海地区では、地域の特産品として知られる「長浦すいか」が旬を迎えています。ことしは天候にも恵まれ、甘みの強い仕上がりになっているということです。
ことしは甘み十分 直売所に並ぶ「長浦すいか」

長崎市琴海地区にある直売所「きんかい味彩市」には、大きく実った長浦すいかが並んでいます。

佐木杏子 きんかい味彩市・代表理事:
「雨が意外と少なく、昼と夜の温度差もあったので、甘みがしっかり入ったおいしいスイカができていると思います」
長浦地区では明治時代から100年以上にわたりスイカ栽培が続けられていて、地域を代表する特産品として親しまれています。
スイカ栽培に適した「長浦地区」の自然環境
長浦地区がスイカの産地として発展してきた背景には、恵まれた自然環境があります。

地区の近くには 大村湾 が広がり、海から運ばれるミネラルを含んだ風が畑に届きます。また、日当たりが良く、朝晩の寒暖差も大きいことから、スイカの栽培に適した条件がそろっているといいます。

3年前から琴海地区でスイカ栽培を始めた生産者の 沖田浩一 さん:
「実がなって大きくなっていくところを見るのが楽しい。勉強することも多く、しっかり育てようと思っています」
と栽培の魅力を語ります。
生産者が教える「おいしいスイカ」の見分け方
沖田さんによると、おいしいスイカを選ぶポイントの一つは音だといいます。

スイカを軽くたたいたときに、鈍い音ではなく「ポンポン」と弾むような音がするものは、果肉がしっかり詰まっている可能性が高いそうです。
また、ツルの付け根付近にある小さなくぼみも見分ける際の参考になるといいます。
甘さとさっぱりした後味が特徴

実際に試食すると、長浦すいかはしっかりとした甘さがありながら、後味はすっきり。
一口食べると、思わず次の一口に手が伸びるような味わいです。
長浦すいかは主に地元で流通していて、県外ではあまり出回らないことから、この時期になると直売所には県内外から多くの人が訪れます。
旬は6月末ごろまで
長浦すいかの旬は6月末ごろまで続く見込みです。
直売所では大玉サイズのスイカが1玉2,800円ほどで販売されていて、家族や仲間でたっぷり楽しめる食べ応えも魅力です。
ことしは天候に恵まれ、品質の良いスイカが収穫されているという長浦地区。週末のお出かけ先として、旬の味覚を求めて足を運んでみてはいかがでしょうか。














