父親が住む家に火をつけた放火の罪に問われている男(26)の裁判員裁判が、17日富山地裁で始まり、男は無罪を主張しました。

起訴状によりますと、富山市の無職・原田錬被告(26)は去年9月、父親が住む滑川市の住宅で、毛布に着火剤をまいたうえ、ライターで火をつけ、住宅を全焼させた現住建造物等放火の罪に問われています。

警察の取り調べに対して原田被告は容疑を認めていましたが、17日の初公判では一転「自分は火をつけていません」と無罪を主張しました。

冒頭陳述で検察側は「被告は幼少期に父親から暴力を振るわれて恨みを抱き、放火を決意した」と指摘しました。

一方の弁護側は「被告は現場には行ったが、火をつけたのは別の人物だ」と主張し、第三者による犯行だと訴えました。

この裁判の判決は、6月26日に言い渡されます。